ギャラリー、タイトル「鼓動」、「モノクローム」公開しました。

今回は、共通のテーマを設けず、それぞれが思うテーマで撮影するというスタイルにしました。

今回、私が公開したタイトル「鼓動」。
「生」をテーマとして花を撮影しました。

花は私が割とよく撮影するテーマなのですが、今回は「枯れゆく時の力強さ」を表現したいという思いから、このテーマを選びました。
私の表現スタイルで、花を擬人化するというのは常にやってきた事ですが、今回はよりそれを強烈に、見た人の心に突き刺さるようなインパクトで表現したいという思いがありました。

その背景として、私の祖父がつい最近、老人施設に入居になり離ればなれの生活になるというきっかけがあったからです。
私はいつもにこにことしている祖父が大好きでしたが、最近では寝たきりに近い状況になり、耳も遠いせいかコミュニケーションを取ることもあまりなくなっていました。さらに私は実家とは別に所帯を持っているので、会えたとしても月に1、2回程度。そこへ今回の施設入居の話。

入居になる日の朝、顔が見たくて出勤前に自宅に寄りました。
そこで見た祖父は相変わらず背中が丸く小さな体でにこにこしていました。

ただ、その小さな祖父から非常に強い生の力を感じたんです。

手足に浮き出た血管は脈々と波打っている。
刻まれた深い皺には過去の記憶が蓄積されている。
霞んで濡れた目にも見つめる力がありました。

「生」というものは純粋な強さがある。
そしてそこには美しさもあります。

それが表現したくて、この写真を撮りました。


長々と身内話をしてしまいましたが、まずは写真をみて、なにかしら感じて頂けたら嬉しい限りです。


※ちなみに今回、レンズをNFD50mm f1.4 + クローズアップフィルターで撮影。加工も極力手を加えてありません。

次のテーマが決定しました。

次は、共通のテーマではなく、それぞれがテーマを決め公開することにしました。それぞれがどんなテーマでやるかは、次回公開予定の5月20日のタイミングで分かるようにしたいと思います。

というのも、今までの共通のテーマで撮影し、それを公開するというスタイルに少なからず違和感を感じ始めてきたからです。
同一のテーマで撮影するこということは、テーマの制限、3ヶ月という時間の制限と大きな制限があります。
もっとそれぞれがやりたいようにやるにはどうしたらいいか。そもそもの目的が「楽しむ」ということを前提に考えると、今回のテーマをそれぞれが決め、それぞれが公開するという方法もあって然るべき。そう考えました。

自分の中での旬な衝動や興味を、なるべくその旬な瞬間に制作するということは非常に重要な意味を持ちます。今回はそれを重要視したいと思います。

また、それぞれが現在までに撮りためてきた写真もあり、それを公開するタイミングがなかなか合わないことで、自分の中での旬なタイミングで公開できないという制約にもなってしまっている現状でもあります。


そんなこんなで、新しい試みですが、楽しみにして頂けたら幸いです。
最近はぐぅの根もでないほど忙しい日々が続いていますが、写真撮りたい欲、略して「写欲」はもくもくと沸き上がっているので、着々と公開に向けて進めたいと思います。

ホームページのデザインを一新、リニューアルしました。

現在、IE8〜、Firefox、Safari、Google Chromeでの確認済みです。
IE7はそのうち確認しようと思います。
IE6は忘れて下さい。。。

しかし、iphoneとかのタッチデバイスって、hoverをどう表現するのか難しい。
モダンブラウザではCSS3、iphoneとかのスマホやタブレットではCSS分岐して違う表現とかしてありますが、はたしてそれがいいのかどうか…。

今回のリニューアルは、それこそただ単純にフルスクリーンの背景にしたかったってのと、もう少しすっきりしたデザインにしたかったってのに尽きるので、細かい所はのちのち修正していくとします。

ギャラリー、テーマ「町 part2」公開しました。

今回のテーマは、「町」シリーズの第二弾。
時期が冬な事もあり、雪景色を撮りたいなー、と漠然に思っていました。

今回公開した写真は、気温-10℃以下の早朝に撮った写真です。
手と足の指の感覚がなくなるのを、久しぶりに体験しました。
寒さによる頭痛も久しぶり。

さらに今回の写真はすべて25mm（換算50mm）単焦点レンズで撮影。
久しぶりに、単焦点の不自由さを味わいました。。。


普段と違う機材とシュチュエーション、なかなかいいもんです。
さて、さっそく次のテーマを考えようかな。

次のテーマ、決定しました。

今回のテーマは…

「町 Part２」

「町」シリーズの第２弾になります。

前回、Part１を撮影した時、季節は夏でした。
今回は冬真っ只中。
雪景色の町を撮影したいと思います。


公開は2月20日の予定。