今週末は、稲刈りがあります。
外を眺めると、一面に金色の稲穂。
収穫の秋ですね。
私の自宅のアパートの脇には用水路が流れていて、この時期になると取水するのをやめ、用水路が干上がります。その際、川の中に生えていた苔や、微生物、虫、小魚なんかも同時に干上がります。
それがまぁ、なんとも臭いこと。
生臭いというのか、なんとも形容しがたい臭さ。
この時期の蕎麦の花も臭いけど、それとは比にならない臭さなんです。
そんな中、金色の稲穂に目もくれず、腐った藻を一心不乱に撮影する私。
傍から見たら、もはや変態です。
そういう状況から、上の写真が撮れました。
サイドストーリーと合わせてご覧下さい。
冗談はさておき…
この間、人と写真の話をしている時、「どんな写真を撮るの?」と尋ねられました。その質問に、どう答えたら良いのか困ってしまったんですね。
「どんな」って…難しい。
「風景」と言えば違う気がするし…。
結局うまく答えることが出来ませんでした。
自分はなにを撮ってるんだろう。
自分では、確たるとは言わないまでも、ルールがありそれに乗っ取って撮っているつもり。でも、それを人に説明するのは難しい…
上記の話を持ち出すなら、「腐った藻みたいな写真を良く撮るよ」とでも言えばよかったんでしょうか。いや、それでは私が変態になってしまう。
難しいです。
今度聞かれたら、
「何を撮るかは重要じゃない。光を感じて、ただシャッターを押すだけさ。」
って言ってみようかな。
やっぱやめよ。気持ち悪い。
稲刈り頑張ります。
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