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長野県伊那谷発信の写真ブログ
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16年ぶりの再会

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つい先日、小学校卒業以来の同級会に行って来ました。

調べてみたら16年ぶりに会う人もいることになる。
どんな顔して行けばいいか分からないまま、いざ行ってみたら来ているのは33人中18人。18人もというべきか、18人しかというべきか。
当時、毎日のように一緒に釣りに出かけていた親友は来ていなかった。
担任の先生は頭の毛がうすくなりちょっぴりぽっちゃりしていたけど、その当時のノリは健在でおもしろおかしく当時の話をしてくれた。

それぞれがそれぞれの時間を積み重ねていて、家庭を持ち子供がいる人、仕事をしながら学校へ行き資格を取ろうとする人、世界中を旅してまわる人、教師として母校で教鞭をふるっている人、みんな別々の道を歩いていて、でも再会したときにみんな同じ気持ちで笑い合えることがすごくうれしかった。

先生が帰り際に言った言葉、
「頑張れとは言わない。仕事も大事だけど、なにより体を大事にして」
ありふれた言葉だけど、そこには親が子に送る優しさのようなものが感じられました。


帰りがけの夜道、この街を歩くことすらすごく久しぶりで、
なんだか歩いているだけでうれしくなったのでした。
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風景写真家1000人のメッセージ

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風景写真出版が、

東北関東大震災の被災地に贈る「風景写真家1000人のメッセージ」

という企画を行っています。

自分の撮影した風景写真と共に被災地に届けたい「希望」のメッセージを添えて応募すると、500円を風景写真出版より拠出し日本赤十字社を通じて被災地に寄付されるというもの。

さらに応募されたすべての写真とメッセージは特設ウェブサイト上で掲載され、先着200作品に関しては『風景写真』2011年5-6月号(4月20日発売)に掲載されるようです。

自分の力ではちっぽけですが、この企画の力を借りることで少しでも元気になったり勇気づけられる人がいるのならぜひ参加したい、そう思い写真とメッセージを送りました。

締切は3月24日(木)のよう。
興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
東北関東大地震(東日本大震災)

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こんな時にブログを書く気になれずにいたんですが、少しづつ周りの状況が分かってきたので書きたいと思います。

今、私の義父は自衛隊員として福岡県に派遣され、救助などの作業にあたっています。昨日義父から来たメールには、福岡原発に向かっている最中に爆発音が聞こえ、すぐさま避難したと書かれていました。私たちがニュースで見た福島第1原発の原子炉建屋の水素爆発のことです。非常に心配。放射能汚染は大丈夫なんだろうか。

被災地では、救助にあたっている自衛隊員、各関係者、そして被災者の方々、みんなで助け合っている事と思います。

外国の報道では、被災地の日本人が暴動も起こさずに協力し合い、店の商品を買うにもきちんと順番に列をつくって並んでいる光景に驚愕しているそうです。私たち日本人にとっては当たり前のことでも、外国からみたら驚きのよう。こういう状況の中でも当たり前にこういう行動がとれるという文化を誇らしく思います。

こういう非常に辛い状況下でも、誰かを助けたかったり役に立ちたいと思う気持ち、自分を犠牲にできる人間性というのは、これからの復興に大きく寄与する事でしょう。

微力ながらも、募金や節電など自分にもできることをしっかりとやりたいと思います。



誰だって、ほんとうにいいことをしたら、
いちばん幸せなんだねぇ

宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」より
世界と繋がる

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実は、ちょっと前からFlickrをやっています。

今までそういった類のサービスはあまりやらない方だったんですが、Flickrに関して言えば特にコミュニケーションが煩わしいということもなさそうなので「とりあえずやってみようかな」くらいの軽い気持ちで始めてみたんです。

もともとこのサービスは海外が元なので、日本のユーザー以上に世界的に浸透しています。写真を投稿すると、日本はもとより、海外のいろんな方々からコメントが貰えます。世界中の写真愛好家たちの写真を見ることができると同時に、その写真についてコミュニケーションもとれる。すごく面白いです。

この前、ニュージーランドのデザイナーの方から私の撮った写真についてメールがありました。「その写真の内容が道元禅師の教えの中にある「現成公案」の言葉そのものだが、それを意識して撮影したのか?」といった内容のメールでした。私は正直、???な状況でしたが、道元禅師について、現成公案について調べてみたら確かにそれらしき文があったんです。

その「現成公案」の一節が…

人のさとりをうる、水に月のやどるがごとし。
月ぬれず、水やぶれず。
ひろくおほきなるひかりにてあれど、尺寸の水にやどり、
全月も彌天も、くさの露にもやどり、一滴の水にもやどる。
さとりの人をやぶらざる事、月の水をうがたざるがごとし。
人のさとりを礙せざること、滴露の天月を礙せざるがごとし。

というもの。

私自身はその写真をそういった意図で撮影したわけではなかったので、私自身の考えるその写真の意味と、道元禅師については初めて知ったという趣旨のメールを送りました。その後のメールのやり取りで、彼はキリスト教を信仰する家に生まれたが、彼自身は仏教を信仰しているということ、また日本の文化に非常に興味を持っていることが判明。

まさか海外の方から仏教の教えを教授されるとは夢にも思いませんでした。
日本人の私は、自分が思っている以上に日本の事を知らないんだなと実感。
またそれ以上に日本の文化に興味を持つきっかけをもらえました。

一枚の写真から、まさかこんな展開になるとは思いませんでしたが、気軽に写真が好きな者同士、国の壁なくコミュニケーションできるという環境は私にはすごく魅力的に感じます。(ちゃんとしたコミュニケーションをとるにはもっと英語を勉強しなくちゃいけないと切に感じますが…)


そんなこんなで、ますます写真にはまりこんでいく私でしたとさ。


娘の近況

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最近の娘の近況をご報告。

ちょうど今月で2歳半になる娘。
もうすっかりませてきて、私に対してやけに上から目線で話してきます。
「…しなきゃだめでしょ?」「こっちおいで!」「…みてごらん?」
すっかりお姉さん気取りです。

2歳半にもなってくると何にでも興味津々。
とりあえず自分でなんでもしてみたい。
自分1人じゃできないのに手伝うなと言う。
(結局できなくて手伝うことになる)
外出した時に後ろからついて行くと、ついてこないでと言う。

自我の目覚めでしょうか。

最近はこれをうまく利用して、食器洗いや、夕飯の準備(テーブルに箸や茶碗を置く。ちゃんと私と妻と娘の配置を分かって置いてくれます)を手伝ってくれるようになりました。

本当にこの時期の子供の学習能力の高さはすごい。
言ったことはすぐに覚えてしまうし、教えていない事を見て覚えていたりする。
出来るだけこの時期にいろんなことを教えてあげたいし、興味を持つような経験をさせてあげたい。

そう考える度に、平日22時帰宅が定時のようになってしまっている私の生活が悲しくなってきます。まぁその分休みの日はたくさんかまってやるようにしているつもりですが…


そんなこんなの娘の近況報告。
一年後はもう別人のようになっていそうな成長っぷりです。
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