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長野県伊那谷発信の写真ブログ
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16年という歳月

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先日、小学校時代の同級生から連絡があった。
小学校卒業以来初めての同級会を開くということらしい。
どうやら当時の担任も来る様子。

よくよく調べてみたら小学校以来会っていない人に会うのは16年ぶりということになる。そんなに時が経っていたのか…
16年というと今年生まれた赤ちゃんも立派な高校生になる。
行ってみたら、もはや誰が誰だか分からなくなっていそうで怖い…
全然関係ない人が紛れていても気づかなそうです。

そんな話があったので、ふと当時の事を思いだそうとしてみたんですが、クラスに誰がいたのか全然思い出せない。
記憶っていうものはそれほど曖昧なんだな、と再確認。
人間の記憶力には限界があるから、それを鮮明に記録するために写真は生まれたんでしょう。
小学校の卒業アルバムを見てそう思いました。
そして、自分は当時こんな顔だったのか、とアルバムを見ながら落ち込むのでした。


なにはともあれ、久しぶりの友人たちに会うのは今から楽しみです。
みんな大人になっているんだろうな…
(ちなみに友人曰く、私は昔からほとんど変わっていないそうです…)
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ギャラリー、テーマ「記憶」公開しました

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ギャラリー、テーマ「記憶」公開しました。

今回はもう好きなようにやっちゃってます。
こういう表現方法もあってこその次があると考えています。

なにはともあれ見て頂けたら幸いです。
St. Valentine's Day

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昨日はバレンタインデー。

そんな事もすっかり忘れ、夜遅く家に帰るとテーブルの上にクッキーが置かれていた。ああ、そうか、今日はバレンタインデーだったんだ。
(手前が娘の作ったクッキー、右下辺りは一応アンパンマンらしい)

バレンタインデーなんてどうせ企業の作り出したブームだろなんて思っていても、
いざ妻と娘の作ったクッキーを見るとうれしかったりする。
「信州新世代のアーティスト展2010 next」 行ってきました

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先週の日曜日、伊那文化会館で開催されている「信州新世代のアーティスト展2010 next」を見に行ってきました。
今回の展示は馬場哲晃さん、木下雅雄さん、高木こずえさん、それぞれ1室ずつの展示となっていて、想像していた以上の規模・点数に嬉しい誤算でした。

今回の私の一番の目的は高木こずえさんの写真。
特に「GROUND」を直に見てみたかったのですごく楽しみにしていたんですが、結果すごく良い内容でした。
本やインターネット上の画像として見るのとはやっぱり全然違う。
作品一点一点の存在感がしっかりとあって、じっくり作品と向き合えます。

特に「scream」の三点。
感情というものを写真で表現する。すごく訴えかけるものがあった。
「GROUND」もすごい存在感で、なにもわからぬまま連れてこられた妻も「これすごいね」なんて言ってました。
純粋に良いものって難しいものではなく、ストレートに良いって思えるものなのかもしれません。


そんなこんなで大満足の私。
がぜん写真にのめり込むのでした。


※「信州新世代のアーティスト展2010 next」、来週の日曜日までやっているようです。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
諸行無常

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5年くらい前の話。

大学時代に住んでいた街は、わりと開発され始めた地域で新しい家や店なんかが多く建っていた。
街並みも整然としていてまさに地域開発真っ只中の街だった。
ある時、街の事業の一環なのか、当時住んでいたアパートのすぐ近くの幹線道路の壁に、美大の学生が壁画を描くという事業が持ち上がった。多分街の景観の中にアートをってことだと思うんですが、それが大体1作品につき10×10mくらいの壁画スペースが200mおきくらいに7〜8作品描かれる大規模なものだった。

実際描いているところを見たことはなかったが、着々と壁画は描かれていった。
日に日に形を成していく様子に、いつの間にかそれを見ている時間が楽しみに変わっている事に気付いた。

そして全ての作品が壁画として完成した。
興味の無い人にとっては何の魅力もないものだったかもしれないが、私にとってはどれも個性的ですごく魅力的だったのを今でもよく覚えている。
色彩豊かなもの、すごく精密に描かれたもの、その中でひときわ記憶に残っているのが、ただ単純に墨文字縦書きで荒々しく「諸行無常」とだけ描きなぐられた壁画。もはやそれが壁画として成立しているのかも定かではないが、でかでかと壁一面に「諸行無常」。その潔さがすごく好きだった。

そうこうしているうちに大学も卒業し、地元長野へ帰ってきたわけですが、1年くらいしてちょうどその街へ行く機会があった。その壁画を思い出し、ぜひ写真に撮って残しておきたいと思い、その場所へ行ってみたらその壁画は跡形もなく無くなっていた。他の壁画はすべてそのまま残っているのに、なぜかその壁画だけ…

その時、私は悟りました。
「諸行無常」とはまさにこのことだと。

いつかいつかと後回しにしていると、その物事は跡形もなく消え去り、後悔の念しか残らない。あの壁画はもう見ることはできないけれど、私の心に大きなメッセージを残してくれました。


もしかしたら、あの「諸行無常」の壁画はそこまで見越した上での作品だったんだろうか…
最近そう思えてならない。
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