つい先日、想像するスロウモーションの坂下氏が、自身の音楽活動を休止するという一報がどこぞから入ってきまして、まぁなにはともあれ行って来たわけです、ラストライブ。
それが昨日の出来事。
場所は西荻窪。
地元の友人7人、車2台で向かったわけですが、出発が夕方だったので見事(まんまと?)渋滞にはまってしまった。
出番がラストの21:30〜だったんですが、こりゃとても間に合わないってことで下道に。かなり時間的に間に合うか間に合わないかギリギリのところで車を飛ばしたわけです。
そんな状況の中、車中で色々な話をしました。
私自身、友人と会うのもかなり久しぶりだったので、それはそれですごく楽しかった。
色々話を聞いてたら、どうやら坂下氏は想像するスロウモーションとしてはもうほとんど活動してなかったみたい。
ラストライブも坂下氏個人のライブらしい。
それをまったく知らず向かってる私も私ですが、すこしびっくりしました。
そんなこんなで、西荻窪についたときはすでに21:30。
車を止めたパーキングが意外に駅から遠くて、
西荻窪の夜をいい大人が7人、猛ダッシュです。
すごい光景です。
結局、ライブハウスに着いたときは21:50分頃だったと思う。
中に入ったら、まだ始まってません。
どうやら坂下氏が私たちを待つために時間を引き延ばしてなんとか繋いでいてくれたみたい。
他の客には申し訳ないけど、良かった。
彼の演奏が始まると、なんだかいろんな想い出が蘇ってきた。
中学の時、はじめてバンドをやろうと話しかけられ友達になったこと。
昼休みはいつも音楽室に行ってギターを弾いていたこと。
中学卒業の時やった初ライブのこと。
私の中で彼はいつも良きライバルでした。
高校卒業後は東京のスタジオに集まって、朝まで籠もってたりもした。
彼はバンドを組みプロを目指して活動していたので、そのライブも見に行きました。
そんな彼の音楽人生の集大成が、まさに今この瞬間なんだなぁと思うと、少し寂しくもあり…
ただ、彼の弾くギターの音には、しっかりとした意志が感じられました。
だから少し安心もしたんです。
この夜はきっとずっと忘れないものとなるだろうなと思いながら、
彼の一区切り、しっかり見届けました。
そのあと、一緒にみんなで御飯を食べながら馬鹿話をして帰路へ。
音楽って終わりはないから、純粋にバンドやりたいなー、っておもったらやりましょう。
やりたくなくなったらやめましょう。
音楽と写真のコラボもやりたくなったらやろう。
(私自身はすごくやりたい、面白そうだから)
楽しいのがいいよね、そんなスタンスがいいと思います。
とりあえず彼にはお疲れ様。
「終わり」は「始まり」でもあるから、きっと彼はこれからも私のいい目標でいてくれると思います。
そんな事を思いながら、帰宅したのは3:30…
疲れました…
PR