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長野県伊那谷発信の写真ブログ
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こんな記事。 「オリンパスは15日、不振のデジタルカメラ事業を立て直すため、低価格のコンパクトデジカメから撤退し、製造拠点を集約すると発表した。成長が期待できるミラーレス一眼などに経営資源を集中し、収益改善を図る。」 カメラ部門で見てみると、OM-D E-M5といい、最近発売されたPEN E-P5といい、非常に物欲を刺激されるラインナップが増えてきている。今までのマイクロフォーサーズ用レンズのブラックカラーも追加投入するなど、個人的にはすごく注目している。 レンズの品質に関しても、「TATSUNO QUALITY」と呼ばれる高精度・高品質なレンズはカメラ好きには認知されているし、その姿勢も共感できます。 ただ、企業として成り立っていくのには、売れるということが大前提。 良い物を作ったからといって必ず売れるわけでもないし、認められるわけでもない。 2011年の損失隠しの影響はないはずはないし、不景気の煽りもあるだろう。 私の暮らすこの土地のカメラ企業。 どうなってしまうんだろう、オリンパス。 オリンパス製のカメラが無くなるなんて日がこないといいけれど。 ギャラリー、タイトル「鼓動」、「モノクローム」公開しました。 今回は、共通のテーマを設けず、それぞれが思うテーマで撮影するというスタイルにしました。 今回、私が公開したタイトル「鼓動」。 「生」をテーマとして花を撮影しました。 花は私が割とよく撮影するテーマなのですが、今回は「枯れゆく時の力強さ」を表現したいという思いから、このテーマを選びました。 私の表現スタイルで、花を擬人化するというのは常にやってきた事ですが、今回はよりそれを強烈に、見た人の心に突き刺さるようなインパクトで表現したいという思いがありました。 その背景として、私の祖父がつい最近、老人施設に入居になり離ればなれの生活になるというきっかけがあったからです。 私はいつもにこにことしている祖父が大好きでしたが、最近では寝たきりに近い状況になり、耳も遠いせいかコミュニケーションを取ることもあまりなくなっていました。さらに私は実家とは別に所帯を持っているので、会えたとしても月に1、2回程度。そこへ今回の施設入居の話。 入居になる日の朝、顔が見たくて出勤前に自宅に寄りました。 そこで見た祖父は相変わらず背中が丸く小さな体でにこにこしていました。 ただ、その小さな祖父から非常に強い生の力を感じたんです。 手足に浮き出た血管は脈々と波打っている。 刻まれた深い皺には過去の記憶が蓄積されている。 霞んで濡れた目にも見つめる力がありました。 「生」というものは純粋な強さがある。 そしてそこには美しさもあります。 それが表現したくて、この写真を撮りました。 長々と身内話をしてしまいましたが、まずは写真をみて、なにかしら感じて頂けたら嬉しい限りです。 ※ちなみに今回、レンズをNFD50mm f1.4 + クローズアップフィルターで撮影。加工も極力手を加えてありません。 | ブログ内検索
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