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長野県伊那谷発信の写真ブログ
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娘、2歳になる

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つい先日の23日、娘が2歳になりました。

なんかあっという間に成長していくなぁとしみじみ実感。
ついこないだまであーだのうーだの言っていたのに、気付いたら「パパ、ぶどうたべようね」とか、おままごとの真似をしながら、「パパ、あついでね、ちゃんとたべてね」なんていっちょまえな事を言ってきます。
しっかり成長して女の子にもなってきたみたい。
嬉しい限りです。

2歳になった誕生日プレゼントは、トランポリン。
まだ上手に走ったりジャンプが出来ないので、運動神経を鍛えるために。
あと妻の親からおもちゃの掃除機とキッチンセット。
私の両親とはお祝いをかねて食事をごちそうになりました。

ちょっと贅沢すぎるんじゃないかと思いつつ、幸せ気分です。
これからも元気にすくすく大きくなっていっておくれ。


そんなお祝い気分の、秋の1日でした。
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第2回 高遠ブックフェスティバル

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行って来ました、高遠ブックフェスティバル。

前回は行けず、今回初めて行ったんですが、本当に町の中心部が本一色になってるんですね。
ちょうど着いた時は、めちゃめちゃ人がいるわけでもなくなんだか控えめでした。しかも色々見ようと思うとけっこう歩かなくちゃいけないので坂の多い町だしちょっとつらい。多少曇ってきて涼しくなっていたのが天の助け。普段の暑さだったら死んでいたかも(大げさ)

私的には、お題をくれればそのネタを即興でやりますという劇団(?)の人がいてやってもらったら全然面白くなかったという事を除けば、いい散歩にもなったしよかったかな、と。
ただ、ぜひまた行きたいかと問われれば、う〜んと考え込んでしまう私。
それが正直な感想です。


まぁ、感じ方は人ぞれぞれ。
高遠ブックフェスタは9/18(土)〜23(木・祝)までやっているので気になっている人は行ってみてはいかがでしょう。
レストラン&ペンション OZ(オズ)

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今日は久しぶりに昔からの友人と、駒ヶ根にあるレストラン&ペンション OZ(オズ)に行ってきました。
テラスで食事したんですが、ここは下界とは違いすごく涼しい。
それだけでも居心地がよく森の中という環境も今日の暑さの中では最高でした。

料理は、やっぱりここに来たらピザでしょって事でマルゲリータピザと、バジリコとフレッシュトマトのパスタを注文。

少ししたら店主がピザを石窯へ運んでいく姿が…
また少ししたら焼き上がったらしく、私たちの席へそのまま直行です。
うーん、シンプルイズベスト。
味は「石窯で焼く120秒の奇跡」というだけあってやっぱりうまい!
チーズたっぷりでボリュームもあり、トマトの酸味もしっかり利いてます。

そしてパスタ。
今までこの店でパスタを食べた事がなかったのですが、これがなんとうまい!
ちょっと感激してしまいました。今まで知らなかったことに逆にショック。
どうやらここの料理を作っている女性はイタリアへ修行に行った事もあるみたい。納得のうまさです。

ここの店主の人柄もよく、「写真撮ってもいいですか?」と尋ねたら、
全然いいですよ、写真撮ってもお金は取らないから、と笑いながら言っていました。

冬は暖炉もあるし、また来たいなぁと思わせてくれるお店です。

そして帰りがけ、隣に新しくログハウスを建てたところにエスニック雑貨のお店があるらしく寄ってみることに。
スリッパに履き替え畳の部屋に入ると所狭しとそれらしき雑貨やら衣服。
妻がこういうの好きだから連れてきたいなー、なんて思いながら見ていたら、
店主の女性と何気ない会話が始まり、人生相談やら子供の話やらで立ちっぱなしの1時間。東北の方らしく聞き慣れない方言で新鮮でした。


なんだかこの場所あったかいな〜と思わせてくれた、今日の出来事。
あの日の雲を追いかけて

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桜ん坊さんのとこでこんな記事

そういえば撮ってあったな〜と探してみたらやっぱり撮ってあったので今頃のせてみました。8月30日の伊那周辺で見られたこの雲。普段なかなか見ない雲の形にいろんな人が注目してたみたいですね。
おもしろい。

ちなみに、この写真の雲、ディズニー映画のアラジンのランプの精ジーニーが、もわっと手を広げてランプから出てきたように見えません?
宮沢賢治の見た世界

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「告別」

おまへのバスの三連音が
どんなぐあいに鳴ってゐたかを
おそらくおまへはわかってゐまい
その純朴さ希みに充ちたたのしさは
ほとんどおれを草葉のやうに顫はせた
もしもおまへがそれらの音の特性や
立派な無数の順列を
はっきり知って自由にいつでも使へるならば
おまへは辛くてそしてかゞやく天の仕事もするだらう
泰西著名の楽人たちが
幼齢 弦や鍵器をとって
すでに一家をなしたがやうに
おまへはそのころ
この国にある皮革の鼓器と
竹でつくった管(くわん)とをとった
けれどもいまごろちゃうどおまへの年ごろで
おまへの素質と力をもってゐるものは
町と村との一万人のなかになら
おそらく五人はあるだらう
それらのひとのどの人もまたどのひとも
五年のあひだにそれを大低無くすのだ
生活のためにけづられたり
自分でそれをなくすのだ
すべての才や力や材といふものは
ひとにとゞまるものでない
ひとさへひとにとゞまらぬ
云はなかったが、
おれは四月はもう学校に居ないのだ
恐らく暗くけはしいみちをあるくだらう
そのあとでおまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへをもう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰をかけてるやうな
そんな多数をいちばんいやにおもふのだ
もしもおまへが
よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
おまへに無数の影と光の像があらはれる
おまへはそれを音にするのだ
みんなが町で暮したり
一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ

宮沢賢治 詩集『春と修羅』第2集より


宮沢賢治の詩の中で好きな詩のひとつです。

私は学生時代、宮沢賢治の本を読み漁りました。
彼の描く世界に驚き、感動したのです。
中でもお気に入りは詩集。
今でも常に手の届くところに置いてあります。

数年前、宮沢賢治が好きな友人からある本を薦められました。
「イーハトーヴの光と影」という詩と写真で構成された本。
だいぶ昔の本らしく絶版になっていましたが、オークションで中古を購入。
白黒のフィルム独特の粒子感のある写真にそっと詩が添えられていた。
写真は、宮沢賢治の故郷岩手県の農村と自然を撮ったのもの。
素朴だけど、すごく力強い魅力がありました。

いつか宮沢賢治の詩の世界を写真で表現してみたい。
そんな夢が私にはあります。


そんなひとりごと。
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