久しぶりに写真の話。
私自身、写真に関してはかなり雑食な方だと思っています。
ただその中でも、自分の中でのルールが潜在意識レベルで存在していると思っています。
もちろん被写体によってもまちまちですが、共通する表現方法のようなもの。
ただ単に自分の好みの撮り方なのか、はたまた今まで拙いながらも培ってきた経験から成るものなのか。
なかなか言葉で表現するのが難しいのですが、それが自分の中での気付かないルールとなっている事。
うまくなりたかったら真似をしろ、よくこんな話をききます。
たしかに真似をすることで、撮り方や見せ方など技術的に進歩するでしょう。
しかし真似をすることの重要なポイントは、その技術を自分の技術として消化できるかどうかだと思っています。
真似はどこまでいっても真似でしかない。
自分のものとして吸収できれば一段上のレベルへ行けるのではないでしょうか。
また、そういう真似の仕方をしていきたい。
自分のスタイルというと少し大げさかも知れませんが、その積み重ねの中で自分のスタイルを確立していく。
「自分という個性が形になったもの」
それが私の目指す写真というものなのかも知れません。
極端に言えば、純粋な自己主張。
私自身、それでいいと思っています。
当然、見る側に対する伝えようとする思いは有って然るべきですが。
私がブログで晒している写真も、とても人様に見せられるレベルの物ではないと自覚しています。ただ、あえて載せる事で第三者の存在を意識し、自己満足で終わらないように仕向けているつもりでの事です。
一番いいのは、純粋な自己主張が、世間的に評価を得られる範疇内であれば一番いいのでしょう。ただ、世間一般的に受けが悪くてもマニアックな所で共感を受けてもらえるような、自己主張をとことん突っ走らせたような表現ができれば理想です。
なにか矛盾しているようですが、それが今の私の写真論。
大げさに書いてしまいましたが、結局の所楽しいからやってるだけの事。
なら最初からそれを言えよって、自分につっこんでみる…
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