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長野県伊那谷発信の写真ブログ
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そういえば…

201010113.jpg

ずっと書こうと思って忘れてました。

9月の終わりに大学時代の友人の結婚式がありました。
場所は横浜。
会社に一日お休みをもらい2泊3日の小旅行でした。

しかしこの結婚式。
友人代表スピーチを頼まれてしまったのです。
実は私、自分の結婚式以外で結婚式に参加するのは初。
しかもこの結婚式、顔見知りは新郎のみ。
初参加の結婚式で、知り合いもいない中スピーチをするなんて、なんてハードルが高いんだろう…
まぁおめでたい場なので断るわけにもいかず、頑張って参りました。
まずまずの出来かな。

しかし、新婦から父親への手紙はどうしても感動してしまいますね。
特に、私は娘のことを考え父親の気持ちとして聴いていたため、もうほんと涙をこらえるのが大変でした。
心から幸せになってほしい、素直にそう思えるいい結婚式でした。

結婚式以外の日はというと、みなとみらい地区に出かけることに。
移動は100円バスの赤い靴。これ便利ですね。
ランドマークタワーに行ったり、コスモワールドで娘と一緒にはしゃいだり、とても楽しい時間が過ごせました。
あとは娘が動物好きなので、無料の動物園、野毛山動物園へ。
無料なのに、ライオンやキリンなどきちんといました。
子供がちいさいうちならすごく楽しめますね。

そんなこんなで横浜小旅行、今更ながら書いてみました。


今年中には京都にいる妻の妹夫妻の家へお邪魔したいな、と考え中。
秋の京都に行ってみたいな。


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デザイン、リニューアルしました

20101012.jpg

ホームページ、デザインリニューアルしました。

詳細は…
トップページデザイン変更
informationページ追加作成
galleryページデザイン変更
aboutページデザイン変更
about、archives、link、contactページのデザイン統一
ブログのトップイメージ変更
です。

トップページはスライドショー形式に戻しました。
シンプルイズベスト。


基本的なところは変わっていないですが、気分一新です。

デジタル写真の「味」とは -レンズの味について-

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レンズの善し悪しを決める要素には、次の5つが挙げられるようです。
解像感、ヌケのよさ、立体感、ボケ味、見かけの深さ。

これらを語るにはまず「収差」というものについて知らねばなりません。

ザイデルの5収差について。
レンズを通った光は1点に集まるように見えるが、厳密には1点に集光しない。理想決像とのズレは被写体にぼけやゆがみを生み出す。この現象を「収差」といい、さまざまな種類がある。球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差の5つ。レンズの設計にはこれらを取り除く事が求められる。

と、完全に私の備忘録になってしまいますが。

結局の所、レンズ技術の目指す場所は同じところだから、どんどん技術が進歩していったらどれも同じようなレンズになるってことなんでしょうか。オールドレンズにあるような、ある種短所でありながらも味として認めてしまえば長所になりえるようなレンズの特性。それを表現上にうまくマッチできれば、自分にとっての「いいレンズ」だと言えると思います。新しいレンズばかりが「良い」レンズではない、かなと。


性能や技術にばかり目を向けるのではなく、いかに道具を自分の物にできるかどうかが大事ですね。
デジタル写真の「味」とは -立体感について-

20101005.jpg

今回は、立体感についての話。

デジタル写真は解像感が高くて色鮮やかなのに、なぜかたいらで薄っぺらな印象を持たれている。銀塩写真と比べて立体感が薄いとさえ言われている。実際に比べてみると確かにデジタルはノッペリしたイメージで立体感がない。その原因は「粒状ノイズ」の有無に関係しているらしい。

人間の目にぎりぎり見える大きさの粒状ノイズをデジタル画像に加えると、絵柄によって立体感や質感が向上するという。この粒状ノイズがなめらかな画像を立体的に見せている。

モノクロフィルムの画像を顕微鏡で拡大すると、大きな粒子と小さな粒子がほぼ同じ量で構成されている。これと同様の粒状ノイズを画像処理ソフトで発生させたものが「ホワイトノイズ」といわれているもの。カラーフィルムの画像は大きめの粒子が目立つ構成で、これをソフトで擬似的に作り出した物を「1/fノイズ」と呼んでいるようです。これらをデジタル写真に加えると、銀塩写真のような粒状感を生み出せる。

粒状ノイズによる立体感の向上効果はさまざまな被写体に対して有効で、青空のような空気感の描写にも効果を発揮する。ただ、粒状ノイズの種類や強度、ノイズを加える範囲の違いによって効果は変化するようです。また、ガラスや金属のように光沢感のある被写体や、人物の顔などでは必ずしも効果を発揮するとは言えないようです。

被写体によってはノイズを加える事で得られる効果はまちまちですが、結果的にノイズを加えることで立体感は向上するようですね。私も、このことを知ってか知らずか、写真の加工時にごく微量のノイズを加えることがあります。とくに空や平坦な色のグラデーションとか。質感が向上するような気がするんですよね。実際、ノイズを加える事でトーンジャンプを軽減できるらしいですし。

しかしまぁ、技術者は必死になってノイズを出さないよう日々努力しているのに、そのデジタル写真にまたソフトウェア側でノイズをのせるとは…なんとも皮肉な話ですね。

ちなみに、カメラ側で発生する高感度ノイズは、その性質上立体感の向上にはつながらないようです。


参考:アサヒカメラ 2009年5月号

デジタル写真の「味」とは -解像感について-

20101004.jpg

久しぶりに写真の話。

フィルム中心だった時代から徐々にデジタル中心に変わりつつある中、デジタル写真はフィルムと比べて薄っぺらいとか味がないなんて話を良く聞きます。
たしかに私も漠然としたイメージでそういう印象を持ってしまっていますが、本当にそうなんでしょうか。たしかにフィルムの良さはすごくよく分かります。ただ、それと同じようにデジタルの良さもあるはず。

そんなこんなで私の備忘録も兼ねて、少し書いてみたいと思います。


諧調感に関して。
実際の私の感想としては、解像感に関してはもちろんカメラ本体の性能やレンズによってかなり変わってくるので難しい所ではありますが、白飛び、黒潰れに関して言えば、圧倒的にデジタルが勝っているように思います。特にデジタルのRAWデータに関してはかなり幅広いダイナミックレンジを持っている。

色々調べてみたら、デジタルとフィルムの画像の作り方は根本的に異なり、それが諧調再現性の違いを生み出しているようです。
その原因ともいえるのが、デジタルがハイライト寄りを基準に適正露出を設定し、フィルムがシャドー寄りを基準として適正露出を設定しているということ。
適正露出に対してデジタルはシャドー部におおきなゆとりをもち、カラーネガはハイライト側にゆとりがある。
これはデジタルではハイライト側の限界を考慮して露出基準を決めるのに対し、カラーネガフィルムではシャドー部の限界を基準に露出を決めているということ。

「ダイナミックレンジ」とは、特性曲線上で「画像が再現できる全範囲」とするのが一般的ですが、デジタルのRAWのダイナミックレンジは12絞り分にも達するようです。一方カラーネガはISO100で7絞り、ISO800で8から9絞り程度。現行のデジタル一眼レフより狭いことになります。

という訳で、実際に解像感はデジタルの方が勝っているようです。
フィルムではシャドー部が完全に潰れてしまうような状況でも、デジタルならそのディテールを保持出来るわけです。表現上の幅が増えるという意味でも今のデジタルの技術の進歩はうれしいこと。デジタルだからこそ表現出来る「味」なのではないでしょうか。


参考:アサヒカメラ 2009年5月号
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